あらすじ
ずっと前から、唯死にたかった。
甘い言葉の裏の、見え透いた
下心に気づいてしまうのが辛くて。
聖水を謳った毒を飲まされるのが苦しくて。
周りからのきらきらした
憧憬の視線を見るのが耐えられなくて。
上手く出来てた筈なのに、心はボロボロ。
マフィアでも情報屋でも何でも良い。
神官を謳う偽善者より、あたしは、皆が
悪だと言う彼らと居る方が、ずっと良かった。
聖女の地位も女神の伝説も要らない。
例え此処が、何時か吹雪の吹き荒れ
凍え死にそうな寒さに覆われたとしても
あたしは、あの人達と居たいんだ。