あらすじ
王都の上位冒険者パーティで補助役を務めていたカイルは、
「戦力にならない」という理由で一方的に追放される。
火力も名声もない彼が得意としていたのは、
魔力管理、地形解析、補給計画――
戦場では評価されない、地味な仕事ばかりだった。
行き場を失ったカイルがたどり着いたのは、
人が捨てた辺境の廃村。
そこで彼は、
誰にも命じられず、誰にも評価されず、
ただ「生きるため」に力を使い始める。
すると、荒れ果てた土地は少しずつ息を吹き返し、
人が集まり、村が生まれていった。
これは、
追放された男が本当に必要とされる場所で、
静かに、しかし確かに幸せを築いていく物語。