あらすじ
京都の大学生劇団「クワガタ」が挑むのは、三島由紀夫の異色作『美しい星』。
照明担当の克久は、手作りの巨大なアルミ製UFOセットと格闘していた。
しかし、稽古が進むにつれ、役者にある「異変」の噂が広がり、劇団内は混沌としていく。舞台上の虚構と、舞台裏。ラスト、客席の彼らが目撃した「未知」とは。
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主催の真白透夜様、この度も何卒よろしくお願いいたします。
本作には、かつて京都御所を走り、劇場を梯子し、ただ「面白そうなもの」だけに心血を注いだ、あの頃のごちゃごちゃした空気感を詰め込みました。
私にとって三島由紀夫との深い出会いは、美術美学史を専攻していた「三島狂い」の友人であり、名作『美しい星』でした。
過去の記憶を今の視点で引っ張り出し、物語として編み直す機会をくれた「山羊座文学」という星座の巡り合わせに、深く感謝しています。
未知の道。正解のない幕を開ける熱量を、感じていただければ幸いです。