あらすじ
「――天にまします神よ。邪悪なる闇を、聖なる光で切り裂きたまえ!」
邪神との最終決戦の最中、王国最強の聖女アルテアは未知の転移魔法に飲み込まれた。 目を覚ますと、そこは魔法の概念が消え失せた異世界――現代の「東京・新宿」。
空を貫く巨大な石の塔(ビル)、咆哮を上げ走る鉄のゴーレム(自動車)、そして誰もが持つ光り輝く魔法の板(スマホ)。 混乱し、不審者として警察に連行されかけた彼女を救ったのは、しがないフリーターの青年・佐藤健斗だった。
「ここが……魔界なのですか?」 「いや、ただの新宿。とりあえず、その剣をしまおうか」
行き場を失ったアルテアは、健斗の六畳一間のアパートで居候することに。 聖女としてのプライドは高いけれど、文明の利器には勝てない!
これは、魔力を失った最強聖女が、現代日本の「魔法(テクノロジー)」に翻弄されながらも、一人の優しい青年と共に、世界の運命よりも大切な「日常」を見つけるまでの物語。
「健斗、おかえりなさい。……あの、今日は『コンビニスイーツ』という召喚物はありますか?」
魔力ゼロから始まる、聖女様とのじれじれ同居ラブコメ、開幕!