あらすじ
同棲している。
けれど、恋人ではない――らしい。
幼なじみの二人は、
生活の効率と流れで、なんとなく一緒に暮らしている。
朝は同時にキッチンに立ち、
夜は同じソファに座る。
周囲から「付き合ってるの?」と聞かれれば、
息ぴったりで否定する。
――恋人じゃない。
そう言い続けていたはずなのに、
距離ができたとき、
何かが欠けたことに気づいてしまった。
これは、
告白しないラブコメで、
定義を避け続けた二人が、
「日常の続きを選ぶ」までの物語。
大事件は起きない。
でも、毎日が少しずつ重くなる。