あらすじ

自分ができないことは誰かに頼ろうね。っていう話。 『第33回電撃小説大賞用あらすじ』 撫陸律火は比較的優秀な魔法少女だった。遊園地で虹手毬として〝敵〟と戦っている最中、律火は街から放置された子供・城参艶を負傷させてしまう。その償いのために、律火は艶が持つ願いと艶自身を引き受けることになった。 城参艶は死にたがりの子供だった。 仕事で使う『空を飛ぶための翼』が完成した日。スーパーで出会った魔法少女・紫千振に、艶は自分が城参の者であることを告げてしまう。魔城参一族は魔法少女側にとって仇敵だが、律火はそのことを隠していた。 紫千振との戦闘をやり過ごすことはできたが、艶の願いを自分の手で達成したい律火と、早く殺してほしい艶は衝突し始める。 城参を匿っていることが知られた律火は、紫千振から自分と艶が処刑されることを知った。これからの話をしていると、艶は自分が魔法少女の子供だと言った。その証拠に艶の背中には他者を虜にする『魅了』と、自分にも影響する『魅了』の魔法を無効化する魔法が記されていた。律火はこれらが交渉材料になると考え、艶と共に魔法少女管理委員会に赴く。 副委員長の魔法少女・夏坊主に艶の出自を話すと、艶の処刑だけは撤回された。 律火だけが処刑される日を待っていると、虹手毬としての初陣で負傷させてしまった少年・宍戸素央が訪ねてきた。彼の兄・些央は律火の初陣で死んでいるのだが、素央は兄の帰りをずっと待っていた。 素央は、自分が大好きな兄の恋人である律火に、兄のことを忘れてほしくないから、写真を使って律火の左目を刺した。だから律火は素央を燃やし殺した。 また月日が経ったあと『魔法少女・虹手毬』は管理委員会委員長である魔法少女・七里香に処刑された。 肩書と魔力と苗字を失い、ただの人間になった律火は艶と共に街を出た。生きているかわからない艶の母親を探すために、そして艶を死なせるために、律火は自分の母親からの餞別に乗り空を飛ぶ。寒い身体を、ライターの火であたためながら。

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カクヨム
カクヨム2025/12/22
  • 現在の作品魔法少女は懊悩せよ