あらすじ

リリーは幸せの中にいた。優しい夫アレクから愛されて…  平民の暮らしは裕福ではないけど、温かな笑いが溢れている。孤児院出身の若い夫婦は、それだけで充分幸せだと思えた。なのに…リリーは突然、死の病に罹ってしまう。どんどん症状は悪くなり、とうとう起き上がることも出来なくなったリリー。それでリリーは最期の力を振り絞り、夫アレクへの遺言を残そうと決める。  「私の死後は、どうか幸せになって欲しい」  愛する夫が他の女性と…なんて考えたくはなかったけれど、だからって一生一人で寂しく生きて欲しくはない。だからそれは先に逝く妻として、せめてもの愛の言葉だった…    もう駄目だわ…そう死を覚悟した時、アレクがその病の特効薬を持ってくる。その薬は相当なお金が必要で、例え貴族だとしても手に入れるのが難しいという…それなのに?  そう怪しむが、アレクの為にも生きたいとその薬を飲むリリー。すると薬の効果が覿面で、少しずつ身体は回復していく。快癒まであと少し…そう思っているが、あれからアレクの姿が見えないことに不安を覚える。そしてとうとう行方不明に…  それからまだ本調子ではない身体を引摺りながらアレクを探す日々。やがて薬の為に危ない仕事に手を出したのでは?そう確信したリリーは、その足跡を辿ることにする。それから三年…とうとう遠く離れた王都にまでやって来たリリー。そこで仕事を探そうと、つてを辿ってあるお屋敷のメイドになることが出来る。偶然働くことになったその侯爵家で、驚くべき真実を知ることになって…  他の投稿サイトにも公開しています。ご了承下さい。

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カクヨム
カクヨム2025/12/22
  • 現在の作品どうかあなた、幸せになって下さい。私のことは忘れていいのです