あらすじ

深夜二時、主人公は毎晩、向かいのマンションの四階の窓に現れる人影に見つめられていると感じるようになる。最初は偶然と思おうとするが、人影は毎晩決まった時刻に現れ、無機質に手を振り続ける。やがて窓ガラスに「また、明日」と文字を残し、日に日に距離を詰めてくる。その存在が人間ではないと悟った時、主人公の部屋にも異変が起こり始める――恐怖の連鎖の中で、物語は一度幕を下ろす。  第二章では、同じ主人公が再び「深夜二時」に目を覚まし、今度は向かいのマンションに住む人影と出会う。しかし今回は、恐怖ではなく偶然の出会いから始まる交流だった。窓越しに手を振り合い、紙に文字を書いて会話を重ね、やがて連絡先を交換し、現実のカフェで会うまでに発展する。夜ごとの不思議な縁は、今度は「呪い」ではなく「恋」として繋がり、かつての恐怖の時間が温かい習慣へと変わっていく。

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エブリスタ2025/12/21
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