あらすじ
〈主要登場人物〉
本木誠 もとぎ まこと・・・現代の中学2年生。ゲーム好きで授業中に居眠り。江戸時代にタイムスリップして「本木誠之助」として生きることに。最初は混乱するが、次第に通詞としての誇りを学ぶ。
本木誠之助 もとぎ せいのすけ・・・江戸時代の長崎で活躍する通詞の跡取り。誠が転移してその身体で生きる。知的で努力家。父の期待に応えようとするが、心の中では自由を求める。
本木彦之進 ひこのしん・・・誠之助の父。厳格で誇り高い通詞の家長。阿蘭陀語に精通し、息子に高い理想を課す。誠にとっては怖くもあり尊敬すべき父親像。
母・志乃しの・・・優しく穏やかな女性。息子の健康を気づかい、陰ながら支える。
妹・弥生やよい・・・天真爛漫な少女。兄・誠之助を慕い、現代の「妹キャラ」として読者の共感を誘う存在。
名村旺次郎 なむら おうじろう・・・名村家の跡取り。誠之助のライバルであり良き友。プライドが高く、のちに友情で結ばれる。
巌吾郎がんごろう・・・本木家の親戚。誠之助の兄貴分で、のちに江戸参府に同行。まじめで頼れる青年。
カピタン・ブロムコフ・・・新任のオランダ商館長。穏やかだが腹に一物ある外交官。
カピタン夫人・マルタ・・・美しい金髪碧眼の女性。誠之助に強烈な印象を残し、終章で「現代の先生」として再登場する。
英国人船員・ウィリアム・・・難破船の生存者。誠之助に英語を教える。短い出会いだが、誠の心に大きな影響を与える。
出島乙名・役人たち・・・出島と長崎奉行所の調整役。異文化と日本の狭間で苦悩する存在。