あらすじ
人生に絶望したダメ人間・黒崎マコトは、
金に困り、プロレスマスクを被って銀行強盗を計画する――が、
その途中、トラックに轢かれそうになった子供を助けて死亡してしまう。
目を覚ますと、そこは女神のいる謎空間。
しかし女神は、
「覆面を被ったまま子供を守って死んだ=覆面レスラーの英雄」
と盛大な勘違いをしていた。
こうして主人公は、
覆面が外れない呪いの神具と
化け物じみた身体能力を与えられ、
異世界に転生させられることに。
ただし制限は多い。
剣も魔法も使えない。
戦い方はプロレス技と格闘技のみ。
使っていい凶器は、なぜかパイプイスだけ。
さらに覆面は感情と能力に反応して変形し、
本気で怒るとツノが生えるという謎仕様つき。
本人は「俺は英雄じゃない」と思っているのに、
周囲からはなぜか期待され、
気づけば“覆面英雄《マスク》”として祭り上げられていく――。
これは、
中身はどん底ダメ人間なのに、
仮面のせいでヒーロー扱いされ続ける男の、
勘違いだらけの異世界ギャグファンタジーである。