あらすじ
暗闇の森に一人で暮らす、不死のヴァンパイア・ヴァイス。
里を出て行き場を失った、実年齢336歳・精神年齢16歳のハイエルフ・フィーネ。
無口で照れ屋、世話焼きなヴァンパイアと、
世界も恋も知らないハイエルフは、
ひとつ屋根の下で静かな同居生活を始める。
生活を重ねるうちに芽生える感情。
しかし「長命であること」は、
誰かを選ぶにはあまりにも残酷な条件だった。
外部からの介入により、二人は選択を迫られる。
守ることと、選ぶことの違い。
不死であることと、変わっていくこと。
最終的に二人は、
未来を保証しないまま、それでも互いを選ぶ。
本作は
「恋が成立して終わる物語」ではなく、
恋を選び続ける覚悟を描く物語である。