あらすじ
「お客さまぁ、そっちは関係者以外立ち入り禁止なんで」 神木不動産は、街の小さな不動産屋だ。
ただ他の業者と違うのは、バックヤードに勝手に入ろうとするのが「浮遊霊」で、それを注意している事務員が、かつてウチの管理物件で亡くなった「田中さん」だということ。
店主の神木(47歳・独身)は、親から継いだ不思議な『裏鍵』と、長年の業務で培った『不動産実務知識』を武器に、幽霊たちの未練という名の契約トラブルを解決していく。
「お祓い? そんな非科学的なことはしません。うちはあくまで、契約不適合責任の追及と、原状回復を行うだけです」
水漏れ、騒音、孤独死、そして幽霊の未練。
現場を知り尽くした現役不動産屋が描く、リアリティあふれるオカルトお仕事ファンタジー。
神木不動産(あやかし不動産)は、本日も元気に営業中!