あらすじ
世界には、人知れず「色」で戦う者たちがいる。
異能を〈色彩〉として扱う国家組織――色彩機関。
その中でも、国家単独に匹敵すると恐れられた四人の戦力が存在した。
――四季彩威。(しきさい)
だが物語の始まりで、彼らの一人はすでに死んでいる。
残された三人は、戦いの中で失ったものを抱えながら、
今日も「世界の裏側」で任務を続けていた。
圧倒的な力を持ちながら、
誰よりも不器用で、誰よりも人間的な彼ら。
命を奪うこと。
守ること。
誰かを想うこと。
これは、
異能と日常の狭間で揺れる者たちの物語。
――これは色とりどりの世界で
国家最強と呼ばれた者たちの少し歪で、少し温度のある日常と戦いの物語。