あらすじ
風魔法に秀でた侯爵令嬢セーレインは、自分では「親切な人間」と思っている。
無礼な婚約者・第一王子アレクシスにも、規定と善意を守って丁寧に向き合っていた。
そんなある日、侍女ミナから告げられる衝撃の事実。
この世界は乙女ゲームであり、セーレインは“必ず破滅する悪役令嬢”だというのだ。
処刑も婚約破棄も望まないセーレインは、嘘をつかず、魔法で直接害することもなく、ただ「事実」と「規定」と「善意」だけで未来を選び取っていく。
これは、誰も直接手を下さないまま、
すべてが“そうなるべくしてそうなった”物語。