あらすじ

日本の歴史は、英雄の名前で語られる。 けれど私は、それを「君の死」で覚えている。 不死の身体を持つ沖田静は、 文字のない時代から、令和の街角までを生き続けてきた。 その隣にはいつも、同じ魂を持つ相棒がいた。 矢野蓮。 彼は毎回、別の時代に生まれ、別の名前を与えられ、 そして必ず、歴史のどこかで死ぬ。 農民として。 兵士として。 名もなき労働者として。 英雄にはならない。 記録にも残らない。 ただ、この国の一部として消えていく。 沖田静だけが、そのすべてを覚えている。 これは、日本史を生き延びた不死者と、 何度も死ぬ相棒の、終わらない記録だ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/12/21
  • 現在の作品不死の僕と死に戻りの彼で覚える面白い『日本史』