あらすじ

「鑑定結果:不明。――そんな無能、わが公爵家に、そしてこの国に居場所はない」 代々強力な魔導師を輩出する名門公爵家に生まれながら、十五歳の鑑定儀で「無能」の烙印を押されたリリア。 婚約者である王太子からも冷酷に婚約破棄を告げられ、彼女は北の最果てにある古びた修道院へと追放される。 絶望の中でたどり着いた地。そこには、魔物との戦いでボロボロに疲弊した「辺境騎士団」がいた。 「せめて邪魔にならないように」と、ひっそり料理や掃除に励むリリアだったが、彼女がそこに「ただいるだけ」で、奇跡が起き始める。 「なぜだ……彼女の側にいると、傷が治り、魔力が溢れてくる」 冷徹と恐れられる騎士団長アレクは、自分たちが劇的に強化されている理由が、リリアの無自覚な「支援型加護」にあると確信する。 彼女は無能などではない。戦場を清め、英雄たちを勝利へと導く【唯一無二の守り神】だったのだ。 一方、彼女を捨てた王都では、リリアの不在によって「聖女」の加護が失われ、破滅へのカウントダウンが始まっていた。 「戻ってこい」と身勝手な命令を下す王宮と実家に対し、溺愛を隠さなくなった最強の騎士たちが剣を抜く。 「彼女はもう、お前たちの道具ではない。俺たちの宝だ」 無能と呼ばれた令嬢が、自分を愛してくれる場所で本当の価値を見つけ、幸せを掴み取る――評価逆転の溺愛ファンタジー、開幕。

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小説を読もう2025/12/21
  • 現在の作品勘違い令嬢の幸運魔法が王国を救うまで