あらすじ
脳内はド変態、身体は全年齢対象の作家の性癖告白。
「作者さんは、さぞかし経験豊富なんでしょうね」
「こんな激しい描写、実体験がないと書けませんよ」
私がネット上の大人な小説サイトで連載している作品には、時折そんな感想が寄せられます。
――ですが、現実は真逆です。
私の身体は、快楽を知る遥か手前、わずかな刺激でシャットダウンしてしまう、筋金入りの「超・箱入り(物理)」仕様なのです。
そんなポンコツな身体を持つ私が、なぜ脳内では数百人の男を相手にし、あんなにも激しい物語を書き続けるのか?
これは、現実では絶対に叶わない夢を文字に託す、ある作家の切実すぎる性癖告白です。