あらすじ

こうもりじいちゃんという、わたしの愛するじいちゃんがいます。 若い頃、こうもりの研究をしていた経歴があり、 今でも虫や植物が大好きなじいちゃんです。  昭和十一年生まれ、つまり一九三六年生まれ。 国民学校に通い、軍国少年として育ち、鬼畜米英やっつけろと叫びながら、戦争ごっこに明け暮れていたそうです。  終戦後は、アメリカの駐留軍からチョコレートやキャラメルをもらったといいます。 「ギブミーチョコレート!」  本当にそう言っていたそうです。 ゼロから始めて英語をペラペラにしたのは、本当にすごい。まあ、おなかをすかせた子どもにとって、英語が話せればチョコレートがもらえるというのなら、学習への動機づけとしては、これ以上ないほど完璧ですね。  戦争による物資不足のなかで両親を亡くし、 兄や姉に育てられ、 学問に向き合い、働いて働いて働いた。そして今は八十九歳。妻であるばあちゃんに叱られながら、夫婦二人で暮らしています。  はい、わたしはそのこうもりじいちゃんの親族です。現在、遠距離介護の真っ最中です。  原稿を郵送してきます。ごめん、原稿がたまっています!ここで紹介させてください。じいちゃんはまだ生きています!

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カクヨム2025/12/20
  • 現在の作品89才こうもりじいちゃんが書いたエッセイ