あらすじ
現代に現れたダンジョン。そこを攻略する「探索者」は、今や子供たちの憧れの職業だった。
進学塾の落ちこぼれ講師・佐藤は、探索者適正ゼロと判定され、所属していた大手ギルドの育成部門をクビになる。
だが、佐藤には見えていた。ダンジョンの魔物も、複雑な魔法体系も、すべては論理的に解ける「問題」に過ぎないことを。
「魔王の攻撃パターン? ただの過去問ですよ」
佐藤は偶然出会ったFランクのギャル探索者に、現代の「受験テクニック」を応用した独自の戦い方を教え始める。
「え、先生の言う通りに動くだけで深層ボス倒せたんだけど!?」
佐藤の指導を受けた少女たちは、最短ルートで世界ランク上位へ駆け上がっていく。その様子が配信され、世界中は「あの怪物を育てたのは誰だ?」と騒然。
一方、佐藤を捨てた大手ギルドは、非効率な根性論で若手が続々と離職し、崩壊の危機に陥っていた。
「佐藤、戻ってきてくれ! 育成の秘訣を教えてくれ!」
「あいにく、僕の授業は予約でいっぱい(定員1名:美少女限定)なんですよ」
本人はただ「教え子が可愛いから」と補習を続けているだけだが、気づけば世界のパワーバランスを書き換える「伝説の導師」として崇められていた。