あらすじ
脳』はな、心で向き合うと観たいもんが視えるよう出来とるんや!
死んだらどうなる?科学で解き明かす死後の世界!
あらすじ:
最近、科学部の真智はよく意識を失ってしまう。目を覚ますと、そこは不思議な空間だった。幼い頃の記憶が蘇り、生まれる前の母のお腹の中、亡くなった妹の姿も見えた。ここは死後の世界なのか?それとも、単なる夢なのか?真智と仲間たちは、脳科学や量子力学の知識を駆使して、死後の世界の謎を解き明かそうとする。笑いあり、涙ありの感動的な冒険が今、始まる!
(ちょ、ちょっとこれ、どういうこと!?
あたしは戸惑った。
(あっ、またぼやけてきた!)
目は確かに何かを捉えていたが、
なかなか焦点が定まらなかった。
しかし、ほんの二、三分の時間経過の間に、
目と脳が少しずつではあったが環境に順応して
ピントを戻し始めた。
間違いない。
それは、布団を被って寝ている幼い頃のあたしだった。
そして、幼い頃のあたしの目の前に、
何かを話しかけている妹の顔がぼんやりとみえてきた。
(妹!?
何で?)
「お姉ちゃん、起きてよー!
雪積もってるよー! 雪だるま作ろうよー!」
???
「寒いしや〜だ〜、あたしはまだ眠いから冬眠中なのらー!!」
「ママー!!
お姉ちゃん約束したのに遊んでくんないんだよー!」
「こら、真智! いつまで布団被ってるの!!
もうお昼よ! 早く起きなさーい!」
「ヤダー!! 絶対嫌ー!」
(どうして……あたしがあそこにいるの?
昔事故で死んじゃった かおり もいるから、
きっとこれは走馬灯ってやつなのかな?
でも、わからないよ。
どうして!?
ねえ、どうして妹 かおり の姿だけ、
真っ黒に塗り潰されているの!?)