あらすじ

...その話で思い出したが、前回魔王が討伐されたのはもう98年前になる。次の代の魔王が現れた、という話も、まるきり信じられない話でもなくなってきたな。 というより、魔大陸の近い、魔人族国家「ヴェルフェリフ」や魚人族国家「オウトラント」からの知らせでは、もう侵略は始まってるって話だ。 そうなったんなら、って話だ。あんたも分かるだろ? ...何もそんな暗くなることねぇじゃねぇか!前回の魔王の侵略被害を考えてそうなる気持ちは分かるが...今回はいい魔法使いが揃いに揃ってんだ。心配すんな。そんなことより、面白いことがあるだろ? そろそろ各国、勇者がうちの国から現れた!って必死になる頃だぜ。いつも転生者なんかに興味無さげな国家さんが、こぞって探し始めるんだもんな。アレが面白くて、俺は楽しみにしてるんだ。 ...勇者はどんなやつだと思うかって?そうだな...ルベリアルのやつが、弟子を取りたいってんだ。そうそう、あの和龍人の。ちょっとした知り合いでね。 あいつが探す弟子なんてったら、才能のある転生者を取るに決まってるだろう。何よりルベリアルが直接手塩にかけて育てるんだ。そいつが最終的には勇者になるんじゃないか、って期待してるな、俺は。ルベリアルが認める、ってんなら少し性格に難はあるだろうが... っと、もう時間か。俺はそろそろ出なきゃいけねぇ。 話し相手になってくれてありがとよ。 いい酒が飲めたぜ。

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小説を読もう2025/12/20
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