あらすじ

「ラルティ様、大変です!」 朝食の席で侍女のシシリーが、青い顔で駆け込んできた。 「どうしたの、シシリー?そんなに慌てて」 紅茶を一口飲みながらできるだけ冷静に尋ねた。婚約者のダキース王子が浮気した、なんて報告だったら、今すぐこのティーカップを叩き割ってやる。 「ダキース王子が……学園で、新しい恋人を見つけられたそうです!」 やっぱり。予想はいつも当たるんだから。 「ふうん、そう」 特に驚いた様子も見せずに答えた。だって、知ってたもん。最近、ダキースがやけにそわそわしているとは思っていたのよ。学園の創立記念パーティーの後から、様子がおかしかった。 「ラルティ様、そんなに落ち着いていらっしゃって……皆、ラルティ様がとてもお気の毒だと……!」 シシリーは心配そうな顔で私を見つめてくる。気の毒? ふざけないで。こっちは内心、ざまあみろって思ってるんだから。

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小説を読もう2025/12/20
  • 現在の作品婚約者が浮気したのでこの国の加護を剥奪しておきますね!いえいえ、私からの破滅するだろう浮気者たちへの祝言ですから気にしないでください!そんなに涙を流すなんて私も嬉しいですよ