あらすじ
平凡な高校生、夢咲玲央は二周目だった。高校二年生に上がったタイミングで、入学式の一週間前まで戻ってきてしまったのだ。
一周目の知識を活かして立ち回ることも考えたが、特に何もせず、普通の日常を過ごしていた。
そのはずなのに……
「――捕まえた」
気がついたら学年一の銀髪美少女に付き纏われるようになってしまった。
「きゃっ――どこ触ってるのよ?」
「そっちからぶつかってきたんだろうが!」
「だからってそこを触られて見過ごせるはずがないでしょ?」
そして彼女は毎日のように我が家の洗面所を独占してくる。
俺は二周目だから彼女の重大な秘密を知っているけど、いくら何でも家に押しかけてくるのは違うんじゃないか?
そう思ったが既に外堀を埋められているので手遅れだった。
「そもそもそこってどこだよ! そこには何もないだろ」
「そういう変装なの! 私の胸が小さいんじゃなくて、そういう変装! 勘違いしないでくれる?」
これは人生二周目を迎えた主人公が、同じく二周目を迎えた奴らに付き纏われる物語。