あらすじ
「勇者が死んだ。犯人は、僕たちの中にいる」
気がつくと、僕は出口のない密室にいた。
そこは、世界を救う旅の終着点――「バベルの塔」の最上階、王の間。
そこにいたのは、共に旅をしてきた6人の仲間たち。
そして玉座の前に転がっていたのは、首を失った勇者・エクラの死体だった。
主人公のレンは、パーティの記録係。しかし、彼は肝心の記憶を失っている。
「なぜ勇者は死んだのか?」
「なぜ僕たちは閉じ込められているのか?」
「そして、僕はいったい何者なのか?」
疑心暗鬼に陥る仲間たち。
聖女、重戦士、盗賊、魔導師、狩人、死霊使い。
信頼していたはずの仲間たちは、全員がどこかおかしい。
食事の味がしない。空の色が不自然だ。そして、レンの視界に走る謎のノイズ。
犯人を見つけなければ、脱出は不可能。
しかし、調査を進めようとした矢先、世界は非情にも**「リセット」**される。
繰り返される時間。
蘇る死体。
隠された「嘘」。
これは、完璧な勇者の死から始まる、不完全な僕たちの「密室ループミステリ」。