あらすじ

レイア・ヴェトムは指名手配されていた。  勇者とその仲間達を裏切り、魔王城に捨てて逃げるという非道な行いをした事で、国家転覆罪及び人類反逆罪にかけられてだ。  原因はレイアの能力『認識阻害』にあった。  魔王逹との最終決戦で張り切った結果、『敵』を『味方』として認識し、『味方』を『敵』として認識させて同士討ちをさせてしまったのだ。  結果、勇者を追い込み魔王側を勝利に導いてしまった。  確かにこの件の犯人はレイアだ。だが彼は手を下していない。  だが敗北の関しての原因やら罪は、何から何まで全て彼のせいになっていた。  結果、彼は裏切り者の大犯罪者として指名手配されることになった。  レイアの今の夢は『冤罪を晴らし、平和に暮らしたい』事だ。  しかし指名手配されている以上、レイアは日々命を狙われる。  命を狙われない為に……  事件の真相を自分の中に封印された邪神のせいにすることにした。  勿論そんな者は封印されてはいない。悪役ムーブの演技でそれらしく嘘を吐く。  自分を殺せば邪神が蘇り全てを滅ぼすと脅したり、左手が疼いたフリをして無駄な争いを避ける為に。  今日もレイアは嘘を吐く。それが平和に繋がる事を願って。  嘘と演技を重ねた末に出来上がる彼の虚像は、果たして何をもたらす事になるのか?

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カクヨム
カクヨム2025/12/18
  • 現在の作品黒幕は俺だけど、やったのは俺じゃない~暴走するポンコツ聖女と自滅する敵……それで勝手に罪が増える俺~