あらすじ
辺境伯家の長女リリアは、女であるという理由だけで家族から虐げられてきた。
一方、弟ガルドは三十を過ぎても実家暮らし、無職のまま「跡継ぎ」として甘やかされ続ける存在。
働かず、努力せず、それでも家の金と権力に寄生する弟のせいで、家は次第に傾いていった。
前世の記憶を持つリリアは、密かに力と証拠を蓄え、王都からの監査をきっかけに反撃を開始する。
不正の証拠を突きつけ、継承権を奪い返した彼女が下した結論は――「追い出されるべきは、私ではない」。
実家に寄生して三十年。
何もしなかった“息子様”が、すべてを失うざまぁ劇。
虐げられていた長女が家を継ぎ、自立して生きていく、痛快逆転ファンタジー。