あらすじ

雪から雪へ、時は移り 始まったものは、終わる。 空から舞い落ちる、白い雪。 夏の青い空と陽射しが主流の片岡作品にあって 雪は貴重な例外だ。 しかしながら、同時にこの作家特有の「型」もここに見ることができる。 走っている男が、約束もなしに、路上で女を拾う、というパターンだ。 現実にそんなことはまずおこらない、という感想は無意味だ。 ここには出会いがあり、自然な流れがあり、喜びがあり、 時が経過して、やがて悲しみが来る。それだけだ。 そして最初と最後に、雪があった。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。76年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。

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Booklive2015/07/22
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