あらすじ
(紹介文は完結後更新します)
人間生活を助けるために開発されたアンドロイド・ヒトナミ。国立都市創造研究所学園の優等生リャム・ルーはヒトナミを造る次世代の研究者候補であった。ヒトナミは生殖能力を持たないため、製造は一部の研究者のみに託されている。彼らは姿形は似ていても決して人間じゃない。あくまで人々は神ではないのだ。
リャムの学園生活は孤独だった。優秀なゆえにいつも浮いてしまう、そんな彼と今年寮で同室になったのはジーン・ミヤツカ。昨年、友人をめぐるとある事件において処罰を受けて留年した学生。優等生と留年生、全く違う立場にあるはずの二人の距離は次第に近づいて行く。
家族のために優秀であろうとするリャムの危うさに、ミヤツカは彼を救おうと決意する。病弱な体質に日々悩まされているリャム、ミヤツカはそんなリャムに寄り添おうと思う。
リャムはいつだって孤独だった。飛び級を繰り返した結果、周りは年上の生徒だらけ。少年リャムとその幼さを揶揄される。一方でミヤツカは留年の結果、かつての同級生とは距離が空きどこか孤独を感じていた。そんな二人は少しずつ距離を縮めて行く。
しかし無理が祟ったのか、リャムは病に倒れ寝込みがちになってしまった。ミヤツカはそんなリャムをヒトナミとともに看病する。ヒトナミには感情はないと言われているがその姿はどこか優しい。ヒトナミの身体には血が流れてその造りは人間と変わらないようなものだ。学園ではそんなヒトナミ研究のための授業が日々行われていて……。