幼い頃の後悔から笑顔を失った女子高生・真波と、よく笑う氷の魔導士・ミランダ。
スマートフォンのロールプレイングゲームで、真波が自分の分身として作り出したキャラクターが、ミランダだった。
現実の世界とゲームの世界。そのどちらにも存在する老爺は、真波とミランダに同じ言葉をかける。
「君は、本当の自分を忘れている」
友達付き合い、憂鬱な修学旅行、近所の火災事件……責任感の強い真波の青春は、悩みで塗り固められていた。ところが怖い夢を見たある日から、頭痛がするたびに悩みを忘れていく。次第に、絵が上手い一匹狼のクラスメイトのことが気になるように。
ミランダは仲間とともに四つの鍵を集めながら、異形の城を目指す。鍵に触れるたび、ミランダは真波の視点を介して現実の光景を目の当たりにする。その現実の世界には、なぜか仲間たちの姿もあって……?
二人の世界が決定的に交差したとき、散らばった謎と謎が線で繋がっていく。
しかし、手繰り寄せたのは命掛けの試練だった!
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公開済みの同タイトルを9割近く推敲した作品です。
ストーリー、登場人物、ミステリーの大筋は変わりませんが、読みやすくなったと思います。
表紙:
ru_kunさんによる
写真ACからの写真