あらすじ
「始めはカカシか何かかと思っていました。ですが、明らかに風ではためいているような動きじゃなかったんです」
「遠くなんで…それが何なのかはよく見えなかったんです。とにかく気持ち悪かったんで…印象によく残っています」
「激しく踊る白い何かがそこにはいました」
ある日を境に、各地で怪事件が多発し始めた。
立て続けに精神疾患を起こし入院する者が増加したのである。
数々の学者が説を唱える中、ネットでは証言を照らし合わせ既に『都市伝説』として定着を見せつつあった。
くねくね
クネクネと激しく気味の悪い動きで踊る事から呼ばれるようになったそれは、白い人型の何か
必ずと言っていいほど肉眼でとらえられるギリギリと距離に出現し、人型で白い事以外はわからない。
だが双眼鏡等で姿を確認した時
目撃者は精神に異常をきたす、と言われている。
それは事実か?はたまたデマなのか?
月刊オカルト雑誌、ホラーストアの新人記者、桜庭と原田が謎のベールに包まれた『くねくね』の正体を突き止める。
そして桜庭と邪悪な狂科学者、三好の忌々しい出会いはここから始まる。
かつて自分が書いた作品『く ね く ね』を一から書き直したホラー小説です。