あらすじ
心を閉ざした彼女と、自虐で武装した「僕」の対話。
レイ・チャールズのジョークから始まった会話は、「目の見えないこと」よりも「心の曇り」を笑い飛ばす自らの弱さの告白へと変わっていく。
彼は、自分が空を指差す本当の理由を明かす。それは、世間体を気にして流せないでいる、僕たち自身の涙を、空が代わりに雨として降らせてくれるのを待っているからだと。
「一緒に雨に打たれよう。音楽は、僕たちが我慢してきたもの全てを洗い流してくれる『雨』なんだ。」
光(Ray)の代わりに雨(Rain)を待つ、涙と笑いに満ちた、ソウルフルな連帯の物語。