あらすじ
生まれた瞬間、分娩室だけが壊れた。以降、周囲で怪異が続き、少年・真城ユウは村で「忌み子」として忌避されて育つ。泣けばガラスが割れ、怯えれば時間が止まる――感情を殺して生きるしかなかった彼の才能を、ある日外部の能力者組織が発見する。能力学園へ進んだユウは、同年代の仲間やライバルと出会い、自分の力を初めて“守るため”に使うことを学んでいく。
やがて判明する忌み子の真相。それは「最強」の異能《因果上書》の副作用だった。世界の結果を上書きできる代わりに、使うほど自身の存在が“薄れる”代償を負うユウ。故郷近辺で起きた災害級事件を前に、彼は仲間と共に、忌み子の呪いを覆す選択をする――。