あらすじ
リネットは婚約者のデュークに望まれるまま、たくさんの魔法薬を融通していた。
ある時、浮気がわかり彼を責めれば『替わりなんていくらでもいる、少し魔法薬を頼っていたぐらいで調子にのるな』そんなふうにフラれてしまった。
悲しみにのまれそうになったけれど、気持ちを切り替えて、やる気を出した。
彼へのリネットの貢献は、簡単に替えの利く、誰にでもできることではない。
普通の貴族は魔法薬の制作が嫌いで、別の誰に頼んだとしても初心者同然の魔法薬では、熟練したリネットの魔法薬を使っていた彼の成績は維持できない。
それを知って後悔ぐらいはしてもらおうと、リネットはまた魔法薬作りに励んだのだった。