あらすじ

※注:これはあらすじではありません これは、私が昔に聞いた怪談です。 その怪談の名は…『ロッカー』。 ある男が、夜中、とある企業ビルに忍び込みました。 目的は金銭。借金を返済する為の身勝手な強盗です。 しかし忍び込んだ男はビルの夜間警備員に発見されてしまい…。 その警備員を殺害してしまいました。 警備員の遺体の隠蔽に時間を費やしてしまい、逃げるタイミングを失った男は、手近のロッカーに身を隠します。 その時、男は気付きます。 …そのロッカーの扉が開かなくなっていることに。 どれ程に揺すろうと叩こうと、ロッカーの扉は全く開きません。 男はロッカーに閉じ込められたのです! 慌てる男でしたが、強盗・殺人を犯した手前、助けを呼ぶこともできません。 そして、事態は急変します。 男が身を隠したロッカーが、ビルの外に運び出されたのです。 ロッカーの隙間から差し込む陽の光。 「これで助かる!」と男が安堵したのも束の間。 もともと廃棄処分にされるものだったのか。 それとも何かしらの因果が関係したのか。 男を閉じ込めたロッカーが運ばれた場所。 それは…金属スクラップ処理施設でした。 男を閉じ込めたままのロッカーも金属廃棄物の鉄屑として、プレス機に押し潰されていく。 男の叫び声は誰にも聞こえない。 …その時。 男は初めて気付きました。 ロッカーの扉に括り付けられていた一枚の家族写真。 その写真には[自身が殺害した警備員の顔]が写っていました…。

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カクヨム
カクヨム2025/12/16
  • 現在の作品その箱は◾️◾️だった