あらすじ
目を覚ますと、そこは海が近すぎる漁村だった。
なぜか「先生」と呼ばれることになった主人公は、
魚の匂いと下世話な冗談が飛び交う港で、
漁に出て戻らない人間すら“いつものこと”として処理される現実を知る。
この村では、
・人が減っても騒がない
・夜の関係は仕事優先
・不謹慎な話ほど笑いが取れる
――そして、誰も「数」を数えない。
数学、物理、生物、社会。
高校レベルの知識を使いながら、
漁、保存、運搬、税、人口、軍事へと発展していく漁村改革。
笑えるのに、あとから怖い。
下世話なのに、やたら理屈が通っている。
これは、
チョーク一つで世界を変えてしまった“先生”と、
笑って生き延びる漁村の物語。