あらすじ
西暦2125年、温暖化と砂漠化の進む地球の環境は、海面上昇による陸地面積の減少などに加えて、極端な干ばつ、洪水、地震といった天災によって、人類の生存には適さない星へと変わりつつあった。海面上昇に対応する為の堤防の建設、海底都市、地底都市への移住といった対策も取られていたが、人類は次第に減少し、いよいよ星の外への移住を検討し始めなければならない段階へと追い詰められつつある、しかし、移住先である火星に居住区を建設する為には、ロボットだけでは足りない。
経験豊富で、技術を持ち、現場で活動する、建設業の「人間」が必要となり、各国が五人ずつの建築技術者を派遣するプロジェクトが提案された、しかし、この仕事は、火星に行ったきり、帰りの無い、非人道的な労働・・・。
日本国内では「特攻隊」等と呼ばれ、恐れられた仕事だったのだが、そんな特攻任務に派遣される事になった弱小ゼネコン、五光建設株式会社の、来島篤(くるしまあつし)の運命や如何に・・・。