あらすじ
王子様の寵愛を受けた少女を虐げる悪女を断罪し、二人は見事結ばれた。
そうしていつまでも仲睦まじく幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。
「めでたいわけあるかよ、クソがよ!」
最悪の夢から目覚めたウィリアム。
夢の中の自分は、最愛の婚約者を捨てて男爵令嬢に侍り、挙句の果てに断罪劇に加担していた。
あんなかわいいミレーヌを手放す? この僕が?
そんなことは絶対にありえない。
だから、これは天啓だ。神がミレーヌとの未来を守れとおっしゃっているのだ。
かくして彼は、夢で見た「ヒロイン」のイベントを片っ端から潰しにかかることにした。
――まずは王子様の前で転んで助けてもらう!
婚約者との未来を護るため、ウィリアムは立派な「ヒロイン」となる。