あらすじ
主人公のライルは、自分が誰なのか、どこから来たのか、すべての記憶を失った状態で、異世界アザリアの深い森で目を覚ます。途方に暮れる中、彼は森の守り手である銀色の瞳を持つ少女、シエルと出会う。ライルは本能的にシエルに強い繋がりを感じ、彼女こそが自分の魂が求めていた愛しい存在だと確信する。シエルはライルを『異邦人(イザヤ)』として警戒しつつも、里の伝承と内なる声に従い、彼に「ライル」という名を与え、里へ連れ帰る。
展開
里の長老は異邦人であるライルを危険視し、シエルに監視を命じる。しかし、ライルは夢の中で「カイル」という自身の本名と、シエルと同じ顔を持つ女性の姿、そして迫りくる**『災いの影』の存在を見る。シエルは里の禁書庫で、ライルが過去に世界を救った伝説の異邦人「カイル」と同一人物であり、自身がその恋人アザリア**の魂の記憶を受け継ぐ守り手であることを知る。
ライルは、自身が目覚めたときに持っていた定位石を手がかりに、世界を救う鍵となる**『星が落ちた場所』を目指して、シエルと共に里を抜け出す。旅の途中、彼らは『災いの影』の眷属に襲われるが、ライルは記憶を失う際に封印した、この世界の法則の外にある制御不能な『力』**を発現させ、影を撃退する。
クライマックス
二人はついに**『星が落ちた場所』、つまり時空の亀裂の核にたどり着く。そこでライルは光の柱に包まれ、記憶を完全に回復する。彼は数百年前の未来世界から来た研究者カイルであり、愛する恋人アザリア(シエルの前世)と共に、時空崩壊を止める法則収束体**をこの場所に設置するため、記憶を封印してアザリアへと跳躍したことが判明する。
時を同じくして、法則収束体の起動を阻止しようと、巨大な**『災いの影』が襲来する。カイルとシエルは、数百年の時を超えた二つの魂の共鳴**により、カイルの異邦人の力とシエルの守り手の力を融合させ、法則収束体を安定起動させる。影は光の奔流に飲み込まれて消滅し、時空の亀裂は修復された。
結末
世界を救った二人は、長老の追及を受けながらも、その功績と安定した法則を前に許しを得る。カイルは異邦人の力を失い、ただの人間となるが、シエルは彼を受け入れ、二人はアザリアの世界で共に生きていくことを誓う。