あらすじ
19世紀には、すでにそれなりの数がいたケモノ。
人間の中に紛れ込んで生活をしているけど、ケモノにはケモノの生き方がある。
人間も苦しいけど、ケモノも同様に苦しい。
何かと反発しがちで、短気な性格のプーレは雇い主が死んだことで、住む家を追われた。
仕方なく、彼女が向かった先はアルデンヌの森にある修道院。
そこには、自分以外のケモノがいて、ひっそりと信仰を捧げていた。
慣れない交流に顔を顰めながら、プーレは次第に心を開いていく。
けれど、修道院の周りで不審な気配を感じるようになり、自分と向き合う瀬戸際に追い込まれていく。
※一人称ですが、【章ごとに視点】が変わります。