あらすじ
「どうしたら離縁できるかしら」
ポツリと呟いた女王ノゼルの言葉に、側近騎士フェルガーは微かに眉をあげた。
女王ノゼルが隣国の第3王子ハゼリオを婿に取ってから1年。
その結婚生活はすでに破綻していた。
「だから言ったでしょう。適当に婿を選んではならないと」
フェルガーの静かな声は女王ノゼルの心に突き刺さる。
「あーあ、あなたのような人と結婚すればよかったわ」
意味ありげな瞳にフェルガーはノゼルを見据える。
「俺もそう思います」
妖しく笑みを浮かべて、フェルガーは女王ノゼルの手を取った
「今からでもどうですか?」