あらすじ
数百年前から続く因果が、巡り巡って現代にて邂逅する。
心に巣食う穢れた怨念を祓った先に真の平穏を望んで、男と女は足掻き続けた。
十七歳の誕生日を迎えたばかりの少女、湊深月。
活発で快活な性格の彼女には、幼いころからの大切にしている宝物があった。
それは古い掛け軸。祖母が彼女に与えた最初のプレゼント。
とても子供に渡して喜ぶものとは思えないが、彼女はそれをとても気に入っていた。
どこか不気味で、怪しげな雰囲気のその掛け軸には、一人の男が描かれている。
長い黒髪を後ろに束ね、腰に刀を携えた着流し姿の男。
絵の題は、「うらみづき」という。
ノベルアップ+様でも同作品を連載中です。