あらすじ
高校三年生の六月。藤井は将来への漠然とした不安を抱えながら、高校生活における最後の一年を送っていた。
その日は雨が降っていた。放課後、傘を忘れた藤井は雨宿りのために部室を訪れる。そこには幼馴染の菅野結衣もいて、二人は雨が止むまでの時間を共に過ごすことになった。
やがて菅野は、進路についての不安を藤井に吐露し始める。思い悩む菅野の姿に、藤井はある昔のできごとを思い出した。
記憶に強く残っている彼女の姿。
それはちょうど今と同じように、雨が降る放課後のことだったーー。
超・妄想コンテスト「傘」への応募作品です。