あらすじ

神話の時代、人類は天上にまで届く巨大な塔を建築した。 「オラの塔(羅:Migdal Olah)」あるいは「捧げものの塔」と呼ばれるこの巨大建造物は、いわば神をも畏れぬ傲慢さが形を成したもの。神は大層怒り、人類に対し厳しい罰を与えた。 罰の内容は、"竣工の禁止"。 禁を破って完成した建築物は、一切の例外なく全質量をエネルギーへと転じ蒸発する。 人類――殊に建築家たちはこれを大いに恐れ、建物がうっかり完成しないよう様々な策を講じた。 しかし、そんな彼らにも「自身の創造物が完成する様を拝みたい」という抗いがたい欲望がある。 たとえ、人類すべてに再び神罰が下るとしても。

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カクヨム
カクヨム2025/12/15
  • 現在の作品オラの塔