あらすじ
十代半ばの少年・茅峨(みょうが)は村人達から虐げられ粗雑な扱いを受けていた。だが茅峨にとってはそれが普通で、怒りも惨めさもない。体は痛いけど、べつにそれだけ。
『――お前はおかしい』
そんな日常が突然壊れた。
人々は無惨に倒れ村は炎に包まれている。自分の中の、違う人格が村を焼いた。
村を大火事にした力――茅峨は人が使えない異能を持つ青い髪の種族らしい。その力が国を守る為に必要なのだと同じ種族の女が言う。否その力でまた人を殺めさせるつもりだと白衣の男が言う。
茅峨は悩む。力の使い道を模索するより先に自分の中の残虐な人格をどうにかしたい。その方法を探す為、白衣の男と共に旅に出る。
◇◇◇
※精神症状が本編で言及されますが全てフィクションです