あらすじ
検非違使、広重が所属するのは、窓際部署『モノノケ班』。
今日も今日とて仕事もなく、見回りと称して嫁探し(緊急事態につき)に励んでいる。
そんな広重のもとに「嫁になる」と押しかけて来たのは、愛らしい幼女(自称十二歳)の紺。
帰る家もないようなので、とりあえず嫁候補として家に置いてやることにしたのだが――。
京の都では、連続猟奇殺人事件発生中。
「犯人は物の怪に違いない!」という、物の怪オタクの後輩、冬馬。
「そもそも物の怪なんかいるのか?」という、やる気なしなしの広重。
そこに、嫁になりたいとグイグイ迫って来る紺が加わって、事件解決に向けて乗り出すことに――。
役立たず集団『モノノケ班』にとって、初の快挙となるか!?
【参考文献】
平安京の下級官人(講談社現代新書)
古事記(上・中・下)全訳注(講談社学術文庫)
*平安時代をモチーフにしていますが、和風のファンタジーとして読んでいただける幸いです。(そもそも検非違使庁にモノノケ班があったという事実は確認されていません)
*レイティングにご注意ください。キャラの掛け合いはコメディ寄りですが、事件そのものは凄惨です(当社比)。
*第1部完結まで毎日更新予定です。