あらすじ

櫻井瑠衣は、ふつうの会社員。 毎日まじめに働き、生活をきちんと回し、少し?運動が得意なだけの(少なくとも本人はそう思っている)女の子だ。 雨の夜、仕事帰りの横断歩道。 前を歩く人の動きが一瞬だけ遅れたことで、瑠衣は選択を迫られる。 避けるか、押すか、それとも――自分が受けるか。 彼女が選んだのは、いつも通りの「ふつうの選択」だった。 次に気づいた時、瑠衣は知らない森に立っていた。 体も意識も、何ひとつ変わっていない。 変わったのは、世界だけだった。 魔法やステータスがあるらしいこの世界で、 瑠衣は特別な知識も能力も持たないまま、生き延びることになる。 頼れるのは、今までの人生で身につけてきた体の感覚と、判断力だけ。 戦い、逃げ、学びながら、 少しずつこの世界の仕組みを知っていく瑠衣。 その中で、自分でも気づいていなかった力の片鱗が、 静かに形を取り始める。 けれど、どんな状況に置かれても、 瑠衣の選び方は変わらない。 「あと味がわるいことは、しない」 これは、 異世界に移されてもなお、 “ふつう”を通そうとする一人の女の子の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/12/15
  • 現在の作品異世界で普通に生きるために危ない仕事をする