あらすじ
──────明日へ繋げ、潰えぬ希望を
かつて世界には『科学』と『魔術』が存在し、人類は陸、海、空の殆どを掌握するに至った。
しかし10年前、突如その世界は崩壊した。
正体不明の敵、今は『ドライシス』と呼ばれている怪物たちが突発的かつ多発的に人類の主要拠点に出現。人類を徹底的に攻撃し、人口は当時の三割にまで減少した。
滅亡は不可避と思われたが、科学者と魔術師たちがその技術の結晶――対ドライシス兵装《パラディオン》の開発に成功する。
その存在によって人類はかろうじて安全圏を確保し、再び文明を築き始めていた。
これは、その最前線で戦う一人の少女の物語。
『信頼級』パラディオン第三小隊隊長、アイリス・エレンバーク。
兵士であり、研究者でもある彼女は、戦場と研究室の狭間でこれまで交わることのなかった「科学」と「魔術」、そして「人類の未来」を繋ぐ役割を担っていく。
だが、希望を支える力は、時に人を試す。
それがどれほど残酷な形であったとしても。