あらすじ
色素を持たずに生まれたノエルは日光に弱く視力も悪い。父はその見た目からノエルを遠ざけ、母は寛容でありつつも後に生まれた双子の弟妹と彼をよく比べた。そんな両親の影響もあり、弟妹たちは次第にノエルを格下として見るようになっていった。
ある日、ノエルの家庭教師が一件の縁談を持ってきた。お相手は二十歳ながらに辺境で魔法騎士を務めるエリートまっしぐらのご令嬢である。家族と距離を置きたかったノエルは一も二もなくその話に飛びついた。たとえ彼女が「女色令嬢」と噂されていたって構わない。
お飾りの夫? タネ馬扱い?
お好きに言っててどうぞ!
ノエルはこの白い結婚に全てを賭け、窮屈な実家を旅立つ。