あらすじ
――チャンカチャンカ、チャンカチャンカ……
「「どぉもー!」」
「スズナでーす!」
「スズシロでーす!」
「「2匹合わせて、白狸神社の狛狸でーす!」」
「騒がしい……お前達、何やってるんだ」
「あ、狸彦様」
「あのー、あらすじって、何を言えばいいんですかぁ?」
「あーあらすじね……(面倒だな)。任せる。ちょっと寝るから、話すなら静かにして」
「「はーい」」
「と、いう訳で、このお話は、白狸神社が舞台です」
「白狸神社は貧乏で、あんまり願い事は叶いません」
「……貧乏って関係あるの?」
「んー? でも立派で綺麗な社の方がお客さん来てるじゃん?」
「こら、参拝者の方を『お客さん』なんて言うんじゃない」
「「はーい」」
「ボソボソ(……寝るなんて言って、聞き耳立ててるよ)」
「ヒソヒソ(も、面倒だから早く終わらそ?)」
「えっとぉ。このお話は、狸彦様が活躍します!」
「そうそう! 悪霊をバッタバッタと追い祓い……」
――ガツン! ゴツン!
「嘘を言う狸には、出雲参りのお土産はあげません!」
※作者注
これは、白狸神社の神様と狛狸達が登場する、ゆるーい日常のお話です。m(_ _)m