あらすじ
17世紀、北欧の覇者スウェーデン王国。
戦災孤児から将軍へと上り詰めた男、レイフ・エークマン。
彼が仕えたのは、15歳で即位し、無敗を誇った天才——カール12世。
連戦連勝を重ね、軍神と呼ばれた王。
だが、その栄光の裏には、止まれぬ孤独と、積み重なる罪があった。
焼かれた村、磔にされた兵、砕ける正義。
戦争という狂気の中で、人は何を失い、何を守るのか。
理想か、忠誠か。
レイフは決断を迫られる。
これは、栄光の果てに破滅した王と、
その傍らで見続けた男の追憶。
傍観者は、最後に何を選ぶのか——